究極のラーメンを求めて第24回 〜刺激を継承する老舗〜
池袋東口「元祖ニュータンタンメン本舗」

10月に入ってだんだんと気温が下がり、寒くなってきたこの季節。
さらにはこの日はあいにくの雨降りで、温かいものを食べて身も心も暖かくなりたい気分でした。
そんな中ふとこちらの店舗の看板が目に入り、引き寄せられかのように訪れました。
画像は「タンタンメン」(¥860)です。
辛さを「ひかえめ」、「普通」、「中辛」、「大辛」、「めちゃ辛」の5段階から選ぶことができ、辛いのが得意ではないわたしは、「普通」を選びました。
注文から7分ほど、さっそく届いた器から目に飛び込んだのは、食欲をそそる真っ赤なスープと、とじ玉子のコントラストでした。
スープを一口味わうと、見た目より辛すぎないピリ辛くらいで、自分にはちょうどいい辛さでした。
麺は自家製中太ストレートのモチモチとした食感で、タンタンメンのスープに良く合います。
また、底の方をすくうと、刻みニンニクがふんだんに盛り込まれており、箸が進むのに一役担っています。
完食し、身も心も温まるどころか、すっかり熱くなりました笑
「元祖ニュータンタンメン本舗」スタミナがつくようにと中華料理の担々麺をアレンジしたのが始まりとのことで、1964年の創業以降、川崎市を中心に30店舗以上の展開をしています。
たまに変化をつけたい時に辛い麺を食べたくなりますが、その味はたしかに受け継がれた、身も心も元気になるタンタンメンでした。