今日はカレーよ 1杯目 『サンマルコ』
「プロとアマの違い」

ラーメンに次いで日本人にお馴染みの食べ物として「カレー」が挙げられると思います。
なんだかんだカレーを食べる機会も結構あることに気づいたので、これからこちらについても記事を上げていきたいと思います。
この日は池袋駅西口直結の、東武デパート地下2階にある「サンマルコ」に行ってきました。
当該フロアは、いわゆるデパ地下と呼ばれるお惣菜コーナーがメインでして、「サンマルコ」はフロア外れの方のエスカレーター脇にポツンとありました。
店内はカウンターが10席ほどで、まだ夕飯前だからか、日曜日にも関わらずお客もまばらにしか座っていませんでした。
私は最近野菜が不足気味になっていることと、この時期限定のメニューであったことから「夏野菜カレー」(¥901)の大盛り(¥100)を頼みました。
なぜ¥901という端数の値段設定なのかはさて置いて、味のレビューをしていきます。
一口食べた瞬間に出た一言は「… プロだな」でした。
ルーがよく煮込まれているというレベルを超越した、とても洗練された味で、夏野菜もシャキシャキゴロゴロとしています。こちらのルーはなんでも、20数種類のスパイスにフルーツ・ヨーグルトを加えて仕上げているらしいです。
野球に例えるならば、アマチュア選手が必死になって処理した内野ゴロを、プロは難なく捌いて見せるかのようなレベルの違いです。
もはや当たり前のレベルが違いすぎて、言葉で表すのが難しいです。
それほどこの味に到達するには、想像を絶する試行錯誤と鍛錬の日々を費やさないといけないでしょう。
本当に実力のあるお店というのは、何気ない場所にあったりするものなのですね。
しかもお店はひっそりとした場所にあるため、サクッとカレーを食べたくなった時は意外と穴場かもしれませんね。