やっぱり定食だよ その13 嬉嬉豚とんかつ『君に、揚げる。』
「涙無しには食べられないとんかつ」

第13回目は、池袋駅東口から徒歩10分ほどの離れた場所にある、嬉嬉豚とんかつ『君に、揚げる。』です。
画像は「ロース✕エビ定食」(¥1,600)です。

ご飯かキャベツの大盛りが無料となっており、私はご飯の大盛りにしました。
待つこと10分ほど、ボリューミーでキレイに盛り付けられた定食が届きました。

調味料は岩塩・自家製とんかつソース・おろしポン酢・マヨネーズ・からしなどと豊富で迷います。
いきなり自家製とんかつソースをかけてカツを一口。
サクサクの衣と柔らかくスジがないお肉のハーモニーに、思わず涙しそうになりました。
自家製とんかつソースもまろやかでほろ甘く、肉の旨味を引き立たせます。
続いてエビフライは、見た目からも分かる通りの大ぶり加減で、ここはマヨネーズをつけて頂きました。
こちらも、衣がサクッとしているのに対してプリプリの海老という見事なコントラストを演出しており、カツに引けを取らないクオリティです。
双方とも言えることは、油が全く胃の負担にならず、食の進みが落ちないという点です。
この原材料高騰の最中でも、質の悪い油を使うことなく良いものを提供しようという気持ちが垣間見えます。
とん汁も具だくさんで、きちんと一から手作りをしているのが伝わってきます。
また、備え付けにピクルスも置いてます。
こちらもおそらく自家製で、さっぱりとした食感で箸休めにちょうどいいです。
バラエティ豊かな調味料と備え付け、ボリューミーで美味しい内容は、美味しいものでお客さんをお腹いっぱいにしたいというお店の思いが伝わってきました。
ちなみにこちらの店舗は「株式会社ナチュラルポークリンク」という食肉卸会社が母体になっており、並々ならぬお肉へのこだわりがあります。
嬉嬉豚とんかつ『君に、揚げる。』涙無しには食べられないカツの理由は、お肉への徹底したこだわりと、美味しいものをお客さんに届けたいという思いからでした。