究極のラーメンを求めて第33回 〜受け継がれるワンタン〜
大山駅『支那ソバ おさだ』
第33回目は、東武東上線大山駅から徒歩5分ほどの場所にある「支那ソバ おさだ」です。
こちらの店舗は2021年12月20日OPENと、できたばかりのお店にもかかわらず、そのラーメンの完成度の高さから、まるで老舗のような風格を漂わせています。
また、ラーメン雑誌『TRY』の東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー2022新店部門の正油カテゴリーで1位を獲得しています。
画像はこちらの売りである「ワンタン麺」(¥990)です。
動物系と魚介系をブレンドしたスープが非常に複雑かつ繊細で、煮干しダシと思われるほのかな苦みが上手いことアクセントになっています。
麺も一級品の自家製麺で、具材ひとつひとつのレベルの高さを感じさせられます。
そして、麺と同じ自家製の皮を使用したワンタンは、小ぶりながらも中に豚肉がみっちりと詰められており、とても食べごたえのある一品です。
ただ、個人的に気になったところとして、こちらのチャーシューはカリッと焼き上げられたタイプで、できればしっとりと煮込んだ柔らかいものにしてもらえれば、なお良いと感じました。(個々の好みにもよると思いますが。)
ちなみのこちらの店主は、目黒の名店『支那ソバ かづ屋』に弟子入りし、10年修行に励みました。その味は脈々と受け継がれており、新店にもかかわらず圧倒的なクオリティを発揮されています。
『支那ソバ おさだ』おだやかな店主の雰囲気とは裏腹に、10年もの歳月におよぶ修行の信念が、ワンタンひとつひとつに確かに込められていました。