究極のラーメンを求めて第25回 〜原点にして頂点〜
池袋西口「ひろちゃんラーメン」

第25回目は、池袋駅西口から徒歩5分ほどの場所にある「ひろちゃんラーメン」です。
画像は「中華そば」(¥900)の大盛り(¥100)です。
他にも「もり中華」(¥950)もあり、こちらは麺の量を300gと450gから選ぶことができ、同一料金です。
丁寧な接客をされる店員さんに券を渡し、待つこと10分ほど。
届いたラーメンからは醤油の香ばしい薫りが漂ってきます。
麺は中太の平打ち麺で、具材はメンマ、ネギ、チャーシューと、オーソドックスな組み合わせです。
スープを一口飲むと、クセのない醤油の味わいが広がりました。まるで迷いなく一点を定めて突き進んでいくと心に決めたような真っ直ぐさです。
平打ち麺とも絡み合い、これぞ元祖といった醤油ラーメンです。
また、チャーシューは下味がしっかりとつけられており、食をそそる味わいです。
麺を食べ終わった後もスープをすくう手が止まらず、最後まで飲み干しました。
前にも言ったかもしれませんが、個人的に醤油や塩スープといったさっぱり系こそ味にごまかしが効きにくく、店主の手腕が問われると考えています。
これほどまでにシンプルなのに味わい深いスープには、一体どんな秘密があるのでしょうか。
醤油といったスープの元祖を、真正面から向き合い続けてこの味が出されたのだと個人的に推察しています。
他にも「もり中華」(¥950)もあり、こちらは麺の量を300gと450gから選ぶことができ、同一料金です。次回はぜひこちらを試してみたいです。
「ひろちゃんラーメン」クセが無い味ですが、それがクセになるという不思議な中華そばでした。