やっぱり定食だよ その9『グリル百舌』
「親戚の家で食べる夕飯のような定食」

第9回目は、池袋駅西口から徒歩12分ほどの場所にある「グリル百舌」です。
店内は、テーブルが4つの16席とこじんまりとしていますが、気のよさそうな女将さんが迎えてくださり、とてもアットホームな雰囲気のお店です。
こちらの名物のオムライスは品切れになっていたため、この日は「焼肉とメンチカツ定食」(¥1050)の大盛りを頼みました。
心に染み入るコンソメスープを飲みながら待つこと10分ほど、定食が届きました。
まずはメンチカツを食しましたところ、カリッとした表面の衣とジューシーなメンチは、どこか懐かしさを感じさせる素朴な味わいです。
続いて焼肉は、しっかりと味付けされていて歯ごたえがあり、ご飯がどんどんと進みます。

まるで、親戚の家にふらっと訪れて食べるご飯のような感覚で、初めて来た感じがしません。
地元の人々に愛され、また有名人の方などもお忍びで訪れるほどの、知る人ぞ知る定食屋さんみたいですが、実際に訪れるとその理由が分かった気がします。
「グリル百舌」陰ながら地元の人々を見守っている、池袋の親戚のおばちゃんみたいな存在です。