すべての道はハンバーグへ通じる第4回 『池袋 大人のハンバーグ』
「ハンバーグが子供向けだなんて、誰が決めたのだろう?」

第4回目は、池袋駅東口から徒歩4分ほどの場所にある「大人のハンバーグ」です。
カウンターは隣との間隔が広く取られているため、ゆったりと食事を楽しむことができます。
画像は「大人のハンバーグ Mサイズ」(¥1,960)です。
¥480で次のセットがついてきます。

サラダはシャキシャキパリパリしていて、非常に新鮮です。
スープもただのコンソメスープではなく、コクのある味わいでした。

続いて本題のハンバーグは、待つこと10分ほどで熱々の鉄板に乗せられてやってきました。
3種類の内からハンバーグソースを選ぶことができ、この日は1番人気の「大人のデミグラスソース」を選びました。
ソースを直接ハンバーグにかけると油が跳ねやすいため、ソースの方にハンバーグをつけるよう、スタッフの方からご助言をいただきました。
箸でひとつきすると、エッグとバーグの間に潜むチェダーチーズがあわらになり、ベールに包まれた肉汁が溢れ出してきます。
一口食べると、熱々ですがしっとりとした舌触りで、まさに「大人の」名前に違わないハンバーグでした。
まるでこのハンバーグは、その道の吸いも甘いも一通り経験してきたことによって、熟成された深い味わいを出しているかのようでした。
個人的なイメージとしては、晩年を迎えた演歌歌手のようなハンバーグです。
「大人のハンバーグ」いくつになってもハンバーグがそばにいるということを、改めて教えてくれました。
敢えていうなら、質を重視しているため若干量が少なく感じた点でしょうか。(この点も、もっと大人になれば変わってくるのでしょうか?)