究極のラーメンを求めて 第93回『ぽっぽ家』
「文豪の故郷を訪ねて〜青森旅行記②〜」

第93回目は、青森県は金木駅から徒歩10分ほどの場所にある『ぽっぽ家』です。
前回は弘前城公園を訪れた際にランチをしたお店を紹介しましたが、今回は本旅行のメインである文豪太宰治の生家がある金木を訪れた際に立ち寄った、こちらのお店を紹介したいと思います。
五所川原駅で津軽鉄道に乗り換え、新緑が豊かな田園風景を眺めながら、ガイドさんが付いた小連結の可愛らしい車両に揺られること30分ほど、ようやく金木駅に到着しました。
私が学生時代に作品を拝読し、今なお多大なる影響を受けている太宰治氏の生家、斜陽館があるこの金木という町に来たくて今回青森に訪れました。
金木では斜陽館はもちろんのこと、太宰が疎開時に一時的に住んでいた”離れ”、またその時代に家族とよく訪れていた芦野公園など、様々なゆかりの地を訪れました。
その時の様子などはまた別の機会に記事にしたいと思います。
さて麺に戻りますが、金木駅に昼すぎに降り立ち、聖地巡礼の前にまずは腹ごしらえをしようと思った私は、未だ寒さが残る青森で何か温まるものを食べたいと思いお店を探していました。
その後、こちらのお店に青森ご当地グルメのしじみラーメンがあると知り、迷い無く入店しました。
旅行で気が大きくなっていたせいか、つい色々頼んでしまいました。

待つこと10分ほど、見た目から優しさがあふれてくる「しじみラーメン(塩)」(¥980)が来ました。
早速一口スープをすすると、冷えた身体全体を包み込むようにしじみと塩スープが浸透してきました。
具材は刻みネギ・メンマ・わかめ・ナルト・しじみと、それぞれがお互いを引き立たせ合う無駄の無いラインナップです。

麺は黄色みがかった細めで若干縮れ気味の、しじみスープと言ったらいかにもな麺です。

続いてセットで頼んだチャーハン(¥680)です。
胡椒がほどよく効いたパラパラ系で、脂っこ過ぎずラーメンと一緒に食べても重くなりませんでした。

そしてこちらがお店のオリジナルである「りんごギョーザ(5ヶ)」(¥500)です。
にんにくの代わりにりんごを使用したその味は、フルーティーな香りが広がる新しい体験で、餃子タレでは無くあえて塩でシンプルに食すことで、存分にその風味を堪能できます。
青森グルメで十分に腹ごしらえをし、文豪ゆかりの地巡りへの備えが完了しました。
『ぽっぽ家』観光客だけではなく、地元の方も多数見受けられることから、金木の台所として多くの人々に愛されるお店なのだと感じました。
