究極のラーメンを求めて 第83回『馬子禄 牛肉面』
「優しさと厳しさの間」

第83回目は、本の街神保町駅から徒歩3分ほどの場所にある『馬子禄 牛肉面』です。
この日は久しぶりに神保町駅の行きつけの喫茶店で読書を満喫したあと、前々から行けずじまいだったこちらのお店を訪れました。
入り口のレジで先に会計を済ますという、珍しい形式に少々戸惑いつつ中に入りました。
そして席で待つこと10分ほど。

看板メニューである「蘭州牛肉面」(¥1,050)が届きました。
麺はなんと9種類から選ぶことができ、私はとりあえず定番の2番の細麺にしました。
早速スープを一口すすると、薬膳の透き通るような汁にラー油のピリ辛さがいい感じのアクセントとなり、身体の芯に染み込むような味わいを醸し出していました。
具材には青ネギ・パクチー・大根・牛肉と、身体に優しくもパンチのあるラインナップです。

麺は注文どおりのストレートの細麺で、薬膳スープがよく浸透しました。
『馬子禄 牛肉面』次回は他の麺を試してみるのと同時に、サイドメニューの餃子が気になったため、こちらも賞味してみたいと思います。