今日はカレーよ 29 杯目『東京カレー屋名店会』
「神秘のスパイス」

第29回目は、有楽町駅から徒歩1分ほどの商業施設イトシアの地下1階にある『東京カレー屋名店会』です。
この日は東京駅にたまたま用事があり、帰りにどこかでご飯を食べていこうとブラブラしていたところ、気づいたら有楽町まで来ていました。
熱中症へ配慮し、地下のコンビニで飲み物を買うと、全席カウンターのこちらのカレー屋さんが目に入りました。
席に座りメニューを眺めていたところ、どうやらこちらのお店は複数のカレーの名店を取り扱っており、様々な組み合わせを選べるようになっています。

過去に私の記事でも取り上げたエチオピアや共栄堂などがありました。
いまだかつてないほどに悩みましたが、デリーというカレー店では食べたことがなかったので、2店盛りのB(カシミールカレーと東京スリランカチキンカレー)(¥1,150)のライス大盛り(¥50)を頼みました。

まずはこちらの全カレーメニューに付いてくるミニサラダで腹ごなしをします。
人参をすりおろしたようなタレがいっそう食欲を掻き立てます。
そして待つこと5分ほど、待ちに待ったカレーが到着しました。

こちらが今回初のデリーの「カシミールカレー」です。
スプーンでサッと一すくいしてライスへかけて食べてみたところ、瞬間ピリッと鋭い辛さが舌を刺激しましたが、尾を引かない辛さで、その洗練されたスパイスがヤミツキになる味わいです。
ちなみにルーはスープカレーのようにサラサラしています。

続いてこちらは「スリランカ東京チキンカレー」です。
ゴロっと大きなチキンが特徴的で、辛さもほどよい中辛で、いつもの安心感のある味わいです。
しかし、食べてて不思議なことに、デリーの方が辛いはずなのに、個人的にはスリランカの方が辛さが尾を引くためか辛く感じました。
『東京カレー屋名店会』思わぬ形でカシミールカレーという不思議な出会いがありました。いつか本店である「デリー」で食べてみたいと思います。