究極のラーメンを求めて第57回『中華そば 麒麟』
『鰹の襲来』
第57回目は、池袋駅西口から徒歩10分ほどの場所にある『中華そば 麒麟』です。
最近西口のエリアで、ちらほらと新規店がオープンしています。
やはりそれだけ池袋はラーメン激戦区である証と言えるでしょう。
この日もラーメンが食べたいとフラフラ歩いていると、こちらの新しいお店を発見したため入店しました。
オープンしたてとのこともあり、店内はとても綺麗でした。
とりあえず看板メニューと思われる『中華そば』のレアチャーシュー丼セット(¥1,380)を頼みました。
三種の醤油をブレンドした、かえしの香りが引き立つスープはとてもコクが深く、国産小麦を使用した全粒粉低加水麺とよく絡みます。
具材は青のり、チャーシュー、長ネギと非常にシンプルな構成ですが、余分なものを削ぎ落とした最適解を提示しています。
備え付けも充実していて、かつお節で風味をさらに引き立たせ、昆布酢を入れることで味にアクセント加えられます。
セットの「レアチャーシュー丼」も絶品で、低温調理されたレアチャーシューとあきたこまちを使用したご飯の組み合わせは完璧でした。
『中華そば 麒麟』これほどのお店が軒並みオープンする池袋エリアにおいて、ラーメン制覇への道のりはまだまだ先になりそうだと感じました。