究極のラーメンを求めて 第62回『人類みな麺類とエスサワダ』
「池袋はさらなる激戦へ」
第62回目は、池袋駅西口から徒歩7分ほどの場所にある『人類みな麺類とエスサワダ』です。
こちらは元々大阪で人気のラーメン店『人類みな麺類』と、大阪ミシュラン一つ星を獲得した『中国菜 エスサワダ』のコラボ店で、今年の6月ラーメン激戦区池袋に満を持して登場しました。
店内は意外と奥行きがあり、カウンター・テーブル合わせて全19席あります。
とりあえず一番人気とのことらしいので、画像の「macro Sawada」の豚チャーシュー厚切り(税込み¥1,250)を頼みました。(薄切りの方は税込み¥950です。)
こちらは貝出汁をベースとしたさっぱり目のスープで、もうひとつの「原点sawada」の方は鰹出汁ベースの濃厚目のスープだとのことです。
待つこと5分ほど、早速一口スープを味わうと、透き通るような清々しさの中に貝出汁の旨味が凝縮されたコクのある味わいが広がりました。
麺は中太のストレート麺で、絶妙な柔らかさでスープとの相性バッチリです。
また、太く切られたメンマと刻みネギが彩りを添えます。
さらに特筆すべき点としては、鶏チャーシューと豚チャーシューの2枚看板です。
鶏チャーシューはしっとりと低温調理されたと思われる柔らかな食感に対し、豚チャーシューは食べ応えのある弾力感を特徴としていて、各々の対比が際立っています。
また、こちらはサイドメニューの「鶏丼」(¥350)です。
細かく切られた鶏と刻みネギに薄っすらと味付けがされていて、シンプルですが箸が進む美味しさです。
半分ほど食べたら、ラーメンのスープを入れてお茶漬け風にしても良きです。
『人類みな麺類とエスサワダ』また池袋での戦いを一層激しくさせるであろう脅威が大阪からやってきました。このように全国から強豪店がどんどん進出してくれるともっともっと面白くなりそうで、今後が非常に楽しみです。
次回はぜひ「原点sawada」の方を試してみたいと思います。