究極のラーメンを求めて 第59回『らーめん 鴨&葱』
「おしょうの真価」
第59回目は、巣鴨駅から徒歩5分ほどの場所にある『鴨&葱』です。
この日は仕事帰りに、たまにはいつもと違った所へ寄ってみようと巣鴨駅に向かいました。
駅前をフラフラと歩いていると、こちらの良さげなラーメン屋さんを発見したため訪れました。
画像は「鴨らーめん」(¥930)です。
頼んでから約5分ほどで届いた、見た目からしてバランスの取れたらーめんのスープを一口すすると、洗練された透き通るような醤油ダレと、季節により産地を厳選して各地から取り揃えているという葱の爽やかな風味が広がりました。
こちらのタレは播州熊野、千葉、愛知などの厳選した濃厚生醤油、淡口醤油、再仕込みした醤油を、鴨と葱と合わせて仕込んでいるとのことで、深みのある味わいを醸しています。
麺は国産小麦と全粒粉をオリジナルブレンドした特注麺とのことで、ツルツルとしていてスープとよく絡み合い、口通し滑らかです。
鴨は京都、青森、埼玉などの全国各地から厳選しているものを使用しているとのことで、今まで食べた鴨とは別格の、一瞬でトロけそうな柔らかさです。
また、こちらは水にもこだわっていて、鴨だしに適した浸透フィルタを通し、高純度でろ過を行っているとのことです。
ちなみにこちらはセットの「鴨かき揚げ天丼(小)」(¥290)で、柚子胡椒と相性バツグンの一品です。
最後にラーメンのタレをかけてお茶漬け風にして召し上がるのもおすすめの食べ方です。
『らーめん 鴨&葱』あっという間に麺が無くなり、少々物寂しい気持ちになる美味しさと切なさを兼ね備えたお店でした。