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やっぱり定食だよ その40『キッチン南海』

「幸福の一つの形」
神保町 キッチン南海 ひらめフライしょうが焼き①

第40回目は、神保町駅から徒歩5分ほどの場所にある『キッチン南海』です。

こちらのお店はいつも行列が出来ているため、なかなか入ることができませんでしたが、今回は夕飯時にも関わらず奇跡的に席が空いており、満を持して入店しました。

どのメニューにしようか迷っていましたが、最近カレーが多いため、たまには定食メニューをと思いこちらの『ひらめフライ生姜焼きライス』(¥900)のライス大盛り(¥50)にしました。

神保町 キッチン南海 ひらめフライしょうが焼き②

待つこと10分ほど、届いた料理を観てまず驚いたのは、その圧倒的なボリュームでした。

フライ、生姜焼き、こんもりと盛られたキャベツと豆苗、太めのサラダパスタがワンプレートになっていて、野菜類だけでお腹いっぱいになってしまいそうな量でした。

フライは厚みのあるサクサクとした食感で、生姜焼きはスジが少なくパンチの効いた味付けになっているため、食欲が一気に加速させられます。

極めつけは、ライスの少なく見積もっても2.5人前はあろうかという量で、最初は失敗したかと思いましたが、それだけの量を難なく食べられるほどにおかずがブーストをかけてきます。

(おそらく普通盛りでも一般の定食屋さんの大盛りくらいあると思われます。)

一心不乱に食べてる最中にふと思ったのですが、当たり前かもしれませんが人生における一つの幸せとして”美味しいごはんをお腹いっぱいに食べる”ことを、改めて実感しました。

一日に食べられる食事の回数はせいぜい3回程度です。

また、一生に食べられる回数も決まっています。

それなら可能な限り一回一回をただの栄養補給のためではなく、人生の喜びとして楽しめるような食事にしたいと、強く思いました。

未だこれほどの量の食事を食べられる胃腸を持っていることに感謝し、これからも美味しいごはんを食べていきたいと思います。

ちなみに後から知ったのですが、こちらのお店の名物は「カツカレー」だそうで、次回訪れた際にはまた別の記事にて取り上げたいと思います。

『キッチン南海』「地元にこんな定食屋さんがあったら毎日通うのになあ…」と、思いたくなるほどの圧巻の美味しさとボリュームを兼ね備えた名店でした。

神保町 キッチン南海